ハザードマップ

2019.10.26

 

令和元年の台風19号による被害は想像を絶するものでした。

今回の台風もそうなのですが、最近の自然災害により、ハザードマップをみて不動産の購入を検討される方が多くなりました。

確かに、ハザードマップは大変優れたツールだと思います。

しかしながら、ハザードマップは人間の想定の範疇です。

想定の範疇を超えるもしくは、超えそうな自然災害に直面したとき、その内容は更新されます。現に1000年に1回程度想定される災害レベルでのハザードマップの内容に更新しているエリアもあります。

1000年に1度想定されうるハザードマップを参考に災害に合わないエリアを探すことも良いとは思いますが、埋め立て地や川や山がたくさんあるエリアにおいては、災害に合わな

いエリアを探すことは困難を極めます。また通勤や通学など日常の制約により、災害に合わないエリアを探すことが出来ない方も当然いらっしゃいます。

そこで、ハザードマップを参考にした土地選びでは、災害が「発生しない」ではなく、「発生しても助かる」エリアかという観点が重要ではないかと思います。

 

 

「発生しても助かる」とは、近くに避難所がある、近くに高台や逃げ得る場所があるなど、万が一が発生した場合でも避難のシュミレーションが容易であることです。

住宅購入は、色々なシュミレーションが必要です。今回の災害のシュミレーションもそうですが、資金的なシュミレーションも、将来お子さんが大きくなった時のシュミレーションも重要になってきます。

それら全般の相談をお受けし、皆様に寄り添っていく役割を担っております。

これから住宅の購入をお考えの際には、是非ともご活用下さいませ。